長年愛用してきた生活の道具が、年齢を重ねると使いにくくなったり、扱いきれなくなったりすることもあります。相応の道具を上手に選ぶことも、暮らしやすさのコツ。今回は、60代を迎えた料理研究家の藤野嘉子さんの、もの選びの基準を紹介します。そしてときには、自分たち家族のものだけでなく「親のもの」にも向き合わなければならないことも。藤野さんに、自らの体験を語っていただきました。60代を心地よく過ごすものの選び方