北朝鮮の新年は「堆肥戦闘」で始まる。かつては世界中どこでも行われていた堆肥(下肥)を使った農業だが、恒久的な肥料不足に苛まれている北朝鮮では、今でも続けられており、新年を迎えると、個人に何百キロもの人糞を集めるようノルマが課される。北朝鮮北部、両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋は、昨年末に道内の各機関に2022年の主要課題が下されたと伝えた。人糞集めはもちろんのこと、若者から不興を買っている