企業も自治体も避けては通れなくなっている「個人情報保護制度」や「データ保護」。そのトップランナーとして、第一線を走り続けているのが板倉陽一郎弁護士だ。弁護士2年目から消費者庁に出向し、世界的にルール作りが急務だったデータ保護の現場をつぶさに見てきた経験を持つ。以後、「仕事の9割がデータ保護」という板倉弁護士は、八面六臂の活躍をしている。そんな板倉弁護士をかたちづくり、動かすものは一体、なにか。(取材