乗客同士のケンカあり、理不尽なクレームあり、と日々電車を使う身としては、こうした事案に日々対処する駅員や車掌という仕事はつくづく大変な仕事だと感じる。元JR東日本の車掌である関大地さんの『車掌出てこい! 英語車掌が打ち明ける 本当にあった鉄道クレーム』(マキノ出版刊)からは、そんな過酷な仕事の実態が見える。乗客として目にする電車や駅でのトラブルはほんの一端。毎日多くの乗客と対峙する鉄道関係者の気苦労は