生活保護を申請した人の親族に援助できるかどうか問い合わせをおこなう「扶養照会」が申請のハードルになっているとして、支援団体が2月8日、運用の変更を求める要望書とネット署名約3万5800筆を厚生労働省に提出した。2017年の厚労省調査によると、保護申請時におこなった扶養照会46万件(年換算)のうち、金銭的な扶養が行われることになった保護開始世帯の割合は1.45%にとどまった。厚労省は「明らかに扶養義務の履行が期待で