人生は悲喜こもごも、いろいろなことが起こります。時にはにわかに受け入れがたいこともあります。それでも時間は過ぎていくだけ。楽しいときも、苦しいときも、日々は続いていく。今、苦しい時間を過ごしているとしても、数年後、数十年後の自分は、案外飄々と生きているかもしれない。それが人生なのです。26年前、36歳の時に夫を亡くし、未亡人に。2人の息子は12年前に家から巣立っていき、62歳の今はひとり暮らし。家の中には