帝国データバンクが実施した調査によると、2019年10月の景気DIは前月比1.1ポイント減の43.9となり3カ月ぶりに悪化した。10月の国内景気は、消費税率の引き上げと台風19号などの自然災害に下押しされた。消費が落ち込み、小売業など個人消費に関連する業種を中心に大きく悪化したほか、大雨による被害が企業活動の停滞を招いた。加えて、自動車や半導体関連を中心とした輸出低迷を背景に製造業の悪化が続き、設備投資意欲も低迷した