<林鄭離職なら市民は歓迎も、体制寄りの次期長官が「第2の林鄭」と化す可能性は高い>英フィナンシャル・タイムズ紙は10月末、中国政府が香港特別行政区の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の更迭を検討していると報じた。2022年までの任期満了を待たず、来年3月までに「暫定」長官を任命するという。事実なら中国共産党の狙いは明らかだ。長引くデモによる混乱を収拾するため、林鄭をスケープゴートにするつもりなのだろう。し