オフィスワークに限らないことだが、労働生産性を上げる第一歩は当人がやる気を出して仕事をできることだ。幾つもの研究によると、自分で自分のやる気を引き出せる人は、同輩たちよりも仕事ができ、評価も収入も高くなる傾向がある。「生産性」に関する研究の第一人者であるチャールズ・デュヒッグ氏は、高い成果を収める人は、自分の時間をどう使い、自分のエネルギーをどう配分するかを、自分で決められる人たちであると主張する