「音楽番組にとって、平成は“迷走の時代”でした」そう語るのは、音楽評論家の富澤一誠さん。歌とお茶の間との遊離が起こった「日本の音楽シーンは、'80年代中盤にBOOWYが人気になったことでバンドブームが起こりました。そして平成元年('89 年)、いち早く『三宅裕司のいかすバンド天国』が始まったんです」昭和を代表する音楽番組『ザ・ベストテン』『ザ・トップテン』『夜のヒットスタジオ』は平成に入ってすぐに終わり、