『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社)が発売から約3カ月で11万部を超えるベストセラーだ。この本には、夏目漱石やドストエフスキーなど文豪から、イケダハヤトなどの人気ブロガーまで、100パターンの文体を真似て「カップ焼きそばの作り方」を書いている。たとえば、「完璧な湯切りは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね」。小説家の村上春樹風の文体で書かれたフレーズがクスリと笑いを誘う。ネ