サラリーマンの生涯年収は2億円から3億円といわれている。この生涯賃金が増えることはなかなかなさそうだが、日本人の平均寿命は着実に伸びている。終身雇用が当たり前という時代も終わり、今の生活やリタイア後の生活が安泰という保証はない。そこで、自分や家族の人生を守ってくれるのは、やはりお金だ。『30代からの仕事に使える「お金」の考え方』(児玉尚彦・上野一也著、筑摩書房刊)は、なぜお金で考える必要があるのか