粘りの東京実、延長12回志熊がサヨナラ打前日、日大一との壮絶な打撃戦を制した芝浦工大高と、同じく前日、都立高島相手に、わずか3安打しか打てなくても競り勝った東京実という、タイプの違うチームの戦いは、白熱の投手戦となった。東京実の先発は前日170球近くを投げた2年生エース・横山 恒平ではなく、同じく2年生左腕の丹野 将也が先発した。1回表丹野は芝浦工大高の1番青山 裕大にレフト線を破る二塁打を打たれたが、