パーティロッカー“渋谷のあっくん”(イラスト/浜田ブリトニー)

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 渋谷のセンター街を世界中に作りたいっていうのが夢だという渋谷のあっくん! 皆さんはご存じでしょうか〜?? アタシは実際にあっくんには会ったことあるんだけど、まぁ見た目チャラいけど良い人なのは間違いないよね。

 あっくんのことを軽く説明すると、1987年3月10日生まれの兵庫県出身。渋谷ストリートカルチャーを牽引するサークル「D-1」の中心核であり、渋谷No.1パーティーロッカー! そしてギャル界の一大イベントである「LOVE SUNSHINE」を手がける「HJ」に所属し、渋谷109内にある「SBY」をプロデュースしている。ということで……肩書き的にはメッチャ渋谷のカルチャーとは深い繋がりの人材だよね。

 で! この間フジテレビの「アウト×デラックス」に出たことで、一気に渋谷以外の人たちにも知名度も上がったし、今年8月にはLMFAOの「Party Rock Anthem」をカバーした「SHIBUYA PARTY ROCK NIGHT」でメジャーデビュー。同楽曲でiTunesダンスチャート1位を獲得するという、かなり今ノリノリでカリスマ的存在だよね〜。

オシャレすぎはNG!泥臭いイメージが「渋谷カルチャー」

 でもさ、マツコ・デラックスさんに渋谷っぽくないよね〜とダメ出しされたんだけど。。。そうなんだよその通り! アタシもそこにはちょっと違和感〜。まぁビタ男だから若干身なりも六本木っぽいんだよね。マツコさんは原宿っていってたけど、クラブ臭強いから六本木よりかな〜。。。渋谷って言うともっとあれなんだよね、もっと田舎っぽくないとダメ。オシャレすぎちゃうと途端に六本木や表参道みたいなさ、そんな雰囲気になっちゃうのよね。

 渋谷のセンター街を世界中に! って気持ちはアタシも激しく同意。だけどね、渋谷のセンター街が一番賑わってて一番ブームになったのは、やはりギャル時代。実際、ギャル=オシャレで都会っぽいってイメージだったらそこまで渋谷は流行らなかったよね。その時代は田舎の子も渋谷に来て目立てる! 田舎っぽいダサい感じがブームの秘訣!

 もし、渋谷のセンター街をまた世界にとかブームにしたければ、ちょっと田舎くさい泥臭いそんな昔のギャルのイメージを浸透出来たらいいよね〜。オシャレだとみんな目立てないし近寄れないもん。渋谷のあっくん、そこんとこよろしく〜〜〜♪

著者プロフィール

漫画家

浜田ブリトニー

千葉県出身。マンガ専門校「日本マンガ塾」を卒業後、『ビッグコミックスピリッツCasual』にてデビュー。ホームレスギャル漫画家として話題に。代表作は『パギャル』。現在では実業家としても幅広く活躍中。