iPhoneユーザー必見!メジャーだけれども意外に知られていない便利ワザ3選

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2012年のiPhone 5から、iPhone 5c、現在はiPhone 6 Plusと、2年ほどiPhoneを愛用している。
その筆者が、筆者のまわりでも「なにこれすごーい」と言われた便利ワザ3選を紹介しよう。

●キーボードのマイクマークを消す方法
Twitterやメールなどで文字入力をしていると、「日本語かな」のほかに英字や数字を入力しなければならないケースが多々ある。

普通は、地球マークをタップして文字種を変更する。しかし、その横にはアイツが存在している。そう、マイクマークだ。
このマイクマークは、音声でも文字を入力できる便利機能だ。電車の中など、特に起動してほしくないときに限って誤タップをしてしまい、「ピポ、ポ」と音を鳴らしてしまうことが多い。満員電車の中などで、「ピポ、ポ」と鳴らしてしまうと、地味に恥ずかしい。

いっそ、そのマイクマークを封印できればいいのに…。
そう、それができるのだ。

iOS 8以降であれば、
「機能」→「キーボード」→「音声入力」をオフにする
これで、例のマイクマークを消すことができる。

キーボードの大きなiPhone 6 Plusでは誤タップは多くないかもしれないが、iPhone 6やディスプレイの小さな「iPhone 5s」以前のモデルで、音声入力しないよという場合はいっそマイクマークを消してしまうと良いだろう。

●SNSも不要!iPhone/iPad同士で写真やビデオを共有「AirDrop」
iPhoneで写真やビデオを撮影する。その後、大抵は、近くの人と共有をするだろう。
通常はメールやSNSなどにアップして共有する。しかし、iPhoneもしくはiPad同士であれば「AirDrop」という機能で、SNSなど不要で共有することができるのだ。

実はこの「AirDrop」自体はiOS 7以降に搭載されているもので、比較的メジャーな機能なのだが、意外と知らない人が多いのだ。事実、筆者のまわりのiPhoneユーザーも「AirDrop」を知らない人が大半だった。この操作方法はとても簡単だ。
1.共有したい写真やビデオを選択する。複数でもかまわない。
2.受け取り手のiPhoneで下スワイプからコントロールセンターを表示させる。
3.「AirDrop」をタップし、「すべての人」もしくは「連絡先のみ」を選択する。
これの違いはアドレス帳に登録してあるかどうか、だ。
4.少し待つと相手の名前が出てくる。
5.送りたい相手をタップすれば写真や動画の共有ができる

「AirDrop」は、写真や動画以外に、見ているWebページなども共有できる。
なお、送受信にはモバイルデータ通信もインターネットも使っていないが、Wi-FiとBluetoothが必要なので、それらを「オン」にしておく必要があるので注意しよう。

●読めない字は辞書にお任せ
メールやWebページで、まれに読めない漢字や英字が出てくることがあるだろう。
うっかり間違った「読み」を覚えてしまうと、ほかの人との会話でちょっと恥ずかしい思いをすることもある。これが案外、ドヤ顔で言ってしまうことが多いため恥ずかしい。

こうしたケースを防ぐには、その読めない文字を長タップしてみよう。
すると画面上に文字が指定されたのち、「コピー|辞書|ユーザー辞書」いう表示得が出てくる(英字の場合は「コピー|辞書」)。
その辞書をタップするだけなのだ。

そう、iPhoneにはあらかじめ辞書機能が搭載されているのだが、これも思いのほか使われていないのが現状である。

無料だし、せっかくなので使ってあげよう。
これで読めない字からもオサラバである。この機能も、メジャーなものだが、存在を知っている人は以外と少なかった。コピーやペーストで長タップは利用している割に、辞書は使ってないようなのだ。


今回はiPhoneの中でも、誰でも使えるけど、意外に使われていない小技を紹介した。
また、この小技は、iPadでもiPod Touchでも利用することができるので、覚えてスムースな操作をしてみよう。


布施 繁樹