中国メディアの西安晩報は15日、日本の男子プロテニスの錦織圭選手がロンドンで行われた男子テニスのプロテニス選手協会(ATP)ワールドツアー・ファイナルに出場したことについて、「日本と中国の男子テニスのレベルの違いを映し出した」と論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:(C)Leonard Zhukovsky /123RF.COM。撮影は8月)

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 中国メディアの西安晩報は15日、日本の男子プロテニス錦織圭選手がロンドンで行われた男子テニスのプロテニス選手協会(ATP)ワールドツアー・ファイナルに出場したことについて、「日本と中国の男子テニスのレベルの違いを映し出した」と論じる記事を掲載した。

 記事は、ATPのクリス・カーモード会長が10月に上海マスターズの際、「錦織の成功は中国男子テニスにとっても参考になる」と述べたことを紹介。さらに「中国ではカーモード会長が指摘した内容の議論は、錦織が数年前に頭角を現し始めた当時から存在したが、中国ではいまだに“錦織”は現れていないのが現実」と論じた。

 続けて、「錦織の存在はアジアの男子テニスプレイヤーも世界のトップレベルに到達できることを証明した」とし、日本が1990年代から世界ランク45位以内に入る選手を輩出することを目的に「プロジェクト45」を展開してきたことを紹介。錦織選手の今季の躍進は「プロジェクト45」が結実したことを意味するものとの見方を示した。

 アジアの男子テニスプレイヤーとして初めて世界ランク5位に今季の錦織選手の躍進について、中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)の反応を見てみると、「錦織はアジア人の誇りだ」、「世界ランク5位なんて本当にスゴイことだぞ」など、錦織選手を高く評価しつつ、同じアジア人として誇りに思うと評価する声が見られた。

 また、「体格的に劣るアジア人が白人を相手にすることは簡単なことではない。錦織がここまで到達するまでの努力に敬服する」といった賛辞もあり、中国ネット上においても錦織選手の評価はうなぎのぼりのようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Leonard Zhukovsky /123RF.COM。撮影は8月)