中田英寿氏

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8日深夜放送、TBS「S1」では「中田英寿×ジーコ豪華対談!」と題し、元日本代表・中田英寿氏と元日本代表監督・ジーコ氏による対談の模様を伝えた。

8年前、ドイツW杯で共に戦った二人。「ずっと不思議に思っていたことがあって。2006年W杯のブラジル戦の前、ロッカールームで君は私に“これが現役最後の試合だ”って言ったよね?」と切り出したジーコ氏は、「なんで私に最初に言うんだと思ったし、まだ若いのになぜ辞めるんだって思ったよ」と続けた。

すると中田氏は「僕らの関係は選手と監督という関係だったけど、それ以上に人生の先輩として。自分でもよく分からないけどジーコにだけは言っとかなきゃと思った。何よりも人間としてすごい信用していたということじゃないですかね」と説明すると、ジーコ氏は日本語で「ありがとう」と返答するとニッコリ。

本題になると、「今の日本代表はとてもいい状態」というジーコ氏は「私が監督していた頃にヨーロッパで活躍していたのは、君と稲本、小野、中村俊輔くらいだった。今の日本はベスト8に入る力がある」と期待を寄せ、中田氏から「ベスト8以上にいくんだったら何が必要?」と訊かれれば、「日本は試合中、心理戦をコントロールできれば技術的にも体力的にも相手を上回ることができる」と答えた。

また、日本が先制点を奪われるケースについて言及したジーコ氏は、「日本が試合をコントロールしていても失点した途端にバランスが崩れる。それでも自分達が試合をコントロールして戦うことが必要だ」と語っている。

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