先日の放送では、増田も出演した『3年B組金八先生 第6シリーズ』のロケ地、荒川周辺を訪れたが中学校は廃校になっていた……。

写真拡大

この春からスタートした朝の情報番組『いっぷく！』（TBS系）は、TOKIOの国分太一がMCを務めることで話題を集めた。ちょうど同じ時間帯にV６の井ノ原快彦が出演するNHK『あさイチ』とかぶるため、視聴率をはじめ何かと比較されていることでも有名かもしれない。

そんな『いっぷく！』で注目したいのが、月曜日の「いっぷくシンデレラ」だ。月曜レギュラーを務めるNEWSの増田貴久が担当するコーナーで、毎回有名人の奥様を連れ出してデートを楽しむという企画。事前のアンケートを元に、増田が理想的なデートプランを練り、シンデレラのようにエスコートするはずだったが……。

入念なプランも雨は降るし渋滞に巻き込まれるし、おまけにデートには時間制限がある。計画通りに進んだらラッキーぐらいのもので、悪戦苦闘を強いられている。その上、相手は人妻だ。何をするにも夫が基準になるし、「デートなんて何年ぶりだろう」という状況だけに理想も高い。いくら笑顔がかわいいジャニーズのアイドルでもダメなものはダメ。増田の行動に容赦ないダメ出しが下る。そこで、これまでの放送をもとにデートのNG行動を振り返ってみた。

■手ぶらで帰すな！お土産はお揃いの小物をプレゼントすべし！
第一回目のシンデレラは松居一代。56年間夢にみていたというイチゴ狩りにでかけた。車で迎えに行き、助手席のドアを開けるなどエスコートもばっちり。人生初のイチゴ狩りにテンションあがりっぱなしの松居。ここまでは好調な滑り出し。
しかし、終始楽しそうに見えたデートも一つだけダメ出しが下った。それは「お揃いのものが欲しかった」とのこと。初めてのデートでは思い出に残る小物をサプライズでプレゼントすると喜ばれる。「モノより思い出」を貫いてはダメだ。

■どこ行ってたの？デート中に放置するな！
江口ともみと幕張のショッピングモールと動物園を巡ったときのこと。前回までの反省を踏まえて、お揃いのものを買いに走った増田。とても健気だ。
しかし売店が遠くて、シンデレラを30分も放置してしまう……。

実際のデートでこれほどの時間を放置したらケンカになること必至。お土産のマスコットで顔がほころんだ様子に安堵したのも束の間、今度は動物園の閉園の知らせがこだまする。同時にシンデレラタイムも終了。コントか……。デートではとにかく一緒に楽しもう、放置は厳禁！

■入念なリサーチで、定番スポットにもひと工夫を！
モデルの中林美和と浅草デートを企画した増田。観光スポットでもある浅草は何度か訪れた人もいるだろう。だからこそリサーチ力が必要になる。食べ歩きも最新の人気ランキングを参考に、揚げたての浅草メンチと芋きんつばを食べた。
あらかじめ予約していたレンタルの着物で人力車に乗った。見たことはあっても乗ったことがない人も多い人力車。徒歩とは違った景色はかなり新鮮だ。行き当たりばったりのデートでは絶対に出来ないプランだけに、デートのテンションも一気にあがる。修学旅行のように細かく時間を決める必要はないけれど、シンデレラタイムと同様に４〜５時間を目安にプランを立てることで充実度が増すので参考にするといいかも。

これは「人妻の攻略法」ではないので、普段のデートにもつかえるし、既婚者が言う「これがあれば完璧なのに」というアドバイスにも説得力がある。

これまでに全８回のデートをした結果、増田がたどり着いたのは「自分磨き」だった。「そもそもエスコートする前に自分磨きの旅に出ようと……。」と、課題が浮き彫りになったようだ。次週の放送からは、さっそく増田の自分磨き企画がスタートするという。シンデレラをスマートにエスコートできる、大人の男性を目指してまっすーのチャレンジは続く。
（柚月裕実）