藤本敏史：第5回 お互い言わなくて分かるタイプじゃないので言葉にする
普段の奥様との生活の中で、大事にしていることをお聞きしてきました。
■愛する奥様についてお聞きしたいのですが、奥様のすごいと思うところはどんなところですか？
本当に自分に嘘つかなくて、本音だけで生きてるのがすごいと思いますね！
この世界で仕事していくには、ある程度本音と建前が必要だと思うんですけど、自分で決めたことは貫き通すと言うか。
そうすると、彼女のことを好きだったけど嫌いになりました〜と言うファンもいるけど、中には、そういう生き方がかっこいい、飾らない所が好きと思ってくれる強力な味方もできていてすごいなと思いますね。
■奥様とのコミュニケーションで大切にしていることは何ですか？
子どもが産まれてから、僕に対しての扱いが雑になっているので、「そっちからのハグとかチューとかないんじゃない？こういうところから夫婦というのは気持ちが離れていくんだよ〜」みたいなことを言ったんです。
笑いながら「それって普通女から言うんだよ！」と返してきますけど、こういうのはちゃんと言っとかないと分からないからと思って、気づいた時に言っていますね。
そうすると、「分かったよ」っていてハグするので可愛いです (笑)
お互い言わなくて分かるタイプじゃないから、思ったことは言葉にしよう思っています。
■奥様が妊娠された時のお気持ちを教えてください。
妊娠検査薬で確かめるじゃないですか？
それで、ちょっとしか印が出ていないのに、赤ちゃん出来たかも！と喜んで、できてないと分かるとすごく落ち込むんですよ。
なので、なだめるというか、期待させないようにするようにしていましたね。
そういうことがあったので、子どもを授かった時は二人ともすごく喜んだし、嬉しかったですねー。
■妊娠中にサポートしたことはありますか？
産婦人科に検診に行くのは毎回ついて行ったり、何か食べたいと言ったらすぐに買ってきたり、作ったことのない食事も本を見ながら作ってみたりしましたね。
それから、妊娠中むくみが辛そうだったので、オイルを買ってきて、足と背中、お腹のマッサージをしてあげたのが、嬉しかったと言っていました。
本を何冊か買って勉強して、オイルのなじませ方とか、手つきがうまくなってきて、本物のマッサージ師みたいと言われましたよ。
あと、お腹が大きくなりすぎて足の爪が自分で切れないと言うので、切ってあげたりしました。
妊娠中の奥様をしっかりサポートされていたんですね！
次回は、出産時のエピソードをお聞きします。
お楽しみに！
（撮影：chiai）
