女子高校生に意外と人気だったAndroidスマホにするホーム画面カスタマイズ術

写真拡大 (全4枚)

「AndroidスマートフォンってiPhoneに比べてお洒落じゃないよね」という女性が話すのを耳にしたことはないだろうか。確かにiPhone本体やUIのデザインは洗練されていると多くの人が認めるところだ。

しかし、Androidスマートフォンでも、女性にカッコイイと思わせることはできる。

Androidスマートフォンの最大のメリットはカスタマイズの自由度だ。ホーム画面アプリを使えば、女性が見てもカッコイイと思わせるスマートフォンに変身させることができるのだ。iPhone風のホーム画面に変身されるアプリは幾つか存在するが、今回は、「iPhoneより魅せるホーム画面」がテーマなので、違う方向でアプローチしてみよう。

実は先日、女子高生向けにホーム画面のカスタマイズをレクチャーする機会があった。
その際、色々なホーム画面のカスタマイズ例を見せた中で一番人気となったのが、なんと「タイルスタイル」のホーム画面だった。

タイルスタイルのホーム画面というと、マイクロソフトのWindows Phone 8のデザインが思い浮かぶ。国内では、あまり知られてないこともあり、新鮮さが女子高生たちに響いたのかもしれない。ともあれ、まだあまり日本では見かけないホーム画面デザインなので、使えば目を引くことは間違いなしではないだろうか。


Launcher 8 freeを使ってタイルUIのホーム画面を作ってみた


今回は「Launcher 8 free」を使ってタイルデザインのホーム画面を作ってみよう。


Launcher 8 freeは設定で細かく設定できる


Launcher 8 freeはタイルスタイルのホーム画面が簡単に作れるアプリ。画面上に並べた様々なサイズのタイルの上に、アイコンやウィジェットを配置するだけで、簡単に作成できる。

それでは具体的なカスタマイズ方法を解説していこう。
まず、Launcher 8 freeをホーム画面に設定して表示させよう。
画面上を左から右へスワイプさせると、メニュー画面を表示される。
メニュー画面の「設定」をタップすると「デスクトップ」、「ロックスクリーン」、「リスト」という3つの項目が表示されるので、この3つの機能で自分のタイルデザインをつくるのだ。

●ホーム画面全体のデザイン設定
「デスクトップ」は、ホーム画面のタイルカラーの設定や透明度、背景画像を設定できる。

「ロックスクリーン」は、スリープ時から復帰する際に表示されるロック画面を自分が作成したものに変更することができる。待ち受け時のロック画面もオリジナルに統一できるわけだ。

「リスト」は、ホーム画面を右から左にスワイプした際に、表示されるアプリ一覧の画面を設定できる。

●アプリを設定しよう
ホーム画面全般を設定したら、次はアイコンやウィジェットの追加だ。

同じくメニュー画面の上段中央の「加える」のアイコンをタップ。「ウィジェット追加」「アプリ追加」などの5つの追加方法が表示される。これを選択することで、ホーム画面に新しいタイルが追加されるのだ。


タイルの配置、見せ方は、自分の思いのまま


●カッコよく見せるコツ
さて、カッコよくホーム画面を見せるには、コツがある。
アプリの標準デザインのままではなく、自分好みにタイルのサイズやアイコン表示などを変更してレイアウトすることだ。

タイルサイズやアイコンの変更は、タイルを長押しして左上に表示される「タイルの設定」で変更することができる。タイルの設定では、上から1つの項目でアイコンの変更、4つ目の項目でタイルサイズが変更できる。

例えばタイルサイズを2×1に変更、「Pick from phone」を選択してスマートフォンに保存してある写真を選べば、タイルサイズとタイルの画像が変更される。

この際、画像の表示方法をデフォルトの「Center」から「Fit」にしておくと、アイコンがタイル全体に表示されるのでスマートだ。こうして、自分好みのタイルサイズと画像を設定すれば、世界に2つとない、自分だけのオリジナルホーム画面ができあがるというわけだ。

カフェや、パーティなどで、さりげなくカスタマイズしたホーム画面を表示させれば、「お洒落」をアピールできること間違いなしだ。

また覚えたカスタマイズのテクニックを使って「君のスマホ画面もカスタマイズしてあげようか?」なんてコミュニケーションも広がるかもしれない。

週末の連休で時間はたっぷりある。この機会に、自分のAndroidスマートフォンを変身させてみてはいかがだろうか。

甲斐寿憲