インテル指揮官「充実感を覚えるのは、選手が成長を見せた時」

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 日本代表DF長友佑都が所属するインテルのヴァルテル・マッツァーリ監督が、監督業とチームについて語った。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 マッツァーリ監督は、監督業について、「私がこの仕事を始めたのは、これこそ自分が本当に好きなことだから。マスコミとの関係は、今の世の中では重要だから、対応するようにしているよ。でも、私が本当に充実感を覚えるのは、選手たちが私の指示に従ってプレーして、成長することを見せてくれる時だね。その他のことも全てこなすけど、それほどの喜びはない」と、コメント。「(他の監督たちに)あまり気を遣わないというのは事実だ。試合の時は、キックオフの1時間半前から戦闘モードに入っているからね。最近は同業の人に対して、もう少し気を配るように努力しているつもりだよ」と、語った。

 また、トリノからの移籍加入が決まったイタリア人DFダニーロ・ダンブロジオについては、「インテルを選ぶにあたってのモチベーションが気に入った。他クラブからオファーがあってもインテルに移籍したかったようだし、私の下でプレーしたい気持ちが強かったということも聞いたよ」と、コメント。エリック・トヒル会長については、「良い印象を受けた。若くてやる気に満ちた人で、仕事熱心だ。監督としては、彼がこれまで私が率いたチームのサッカーを評価してくれたこともうれしかった」と、話した。