DeepMindの獲得で人工知能分野での躍進を図るグーグル
グーグルはDeepMind Technologiesの買収によって、自社の人工知能システムの強化を目指している。
グーグルは、ロンドンを拠点とする個人所有の人工知能専門会社DeepMind Technologiesを購入していたことを公にした。
テクノロジー系メディアRe/codeは、取引額は4億ドルにものぼったと報告している。
DeepMindは2012年に設立され、同社のウェブサイトによると「シミュレーション、Eコマース、ゲームなどのアプリケーション用の汎用的な学習アルゴリズム」を使っているという。
パーソナル・アシスタント・プラットフォームである「Google Now」や、頻繁に宣伝されている自動運転車プロジェクトなどを含め、グーグルは人工知能関連プロジェクトにますます力を入れている。グーグルは他にもいくつかの人工知能やロボット工学の企業を取得しており、最近ではBoston Dynamics、Meka Robotics、Redwood Robotics(すべて昨年12月)、ホームオートメーション企業Nest(今年1月13日)などの買収に成功した。また去年3月には、高度なニューラルネットワーク、音声認識、コンピュータビジョンや言語理解の未来に取り組んでいるトロント大学発のスタートアップ企業も買収している。
ReadWrite編集部
[原文]