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旅行情報を提供する「Travelzoo(トラベルズー)」を運営するトラベルズー・ジャパンはこのほど、「外食に関する意識・動向調査」の結果を発表した。同調査は、同サイトの登録読者を対象に実施。アラフォー世代(35〜44歳) 、アラフィフ世代(45〜54歳) 、アラカン世代(55〜64歳)の男女378名から回答を得た。

○一番ゴージャスな食事をするときは「誕生日」「結婚記念日」

「一番ゴージャスな食事をするとき」を選択肢から選んでもらったところ、既婚・未婚問わずどの世代でも「誕生日」「結婚記念日」が多かった。「バレンタインデー」「ホワイトデー」を選んだ人は0〜1.3%とごくわずかで、「クリスマス」も11.1%〜17.9%にとどまった。

既婚者はどの世代も「誕生日」に一番ゴージャスな食事をする人が最も多く、次いで「結婚記念日」が2番目に多かった。ただし、世代が上がるにつれ「結婚記念日」に一番ゴージャスな食事をする割合が増え、逆に「誕生日」が減ることから、既婚者は世代が上がるにつれ「誕生日」より「結婚記念日」を重要視する傾向にあることが分かった。

アラカンの未婚者では、「友人との食事会」が「誕生日」を逆転。5割のアラカン未婚者が「友人との食事会」で一番ゴージャスな食事をすることが分かった。

○ゴージャスな食事をする時に選ぶレストランの条件は「味」

「ゴージャスな食事をする時に選ぶレストランの条件、こだわり」を聞いたところ、男女ともに「味」が群を抜いて1位だった。2位については、男性が「装飾・雰囲気」、女性が「口コミ」となり、ロマンチックな男性と、身近な意見を聞きたい女性と言う男女の違いが現れた結果となった。

○「今までで一番高いランチ」は「5,000円〜10,000円未満」

「今までで一番高いランチの金額(1人あたり)」を聞いたところ、「5,000円〜10,000円未満」が36.2%で最も多かった。また「10,000円以上」と答えた人が2割を超え、うち約6割が男性だった。

未婚男性が選んだ今までで一番高いランチの金額の1位をそれぞれ比較すると、アラフィフ世代は「10,000円以上」が最も多く、約半数となった。未婚女性は世代が上がるにつれ「10,000円以上」と回答した人の割合が高くなり、豪華ランチを食べる傾向があることが分かった。一方、既婚者は性別や世代を問わず「5,000円〜10,000円未満」が1位だった。

○「今までで一番高いディナー」は「10,000円〜20,000円未満」

「今までで一番高いディナーの金額(1人あたり)」を聞いたところ、「10,000円〜20,000円未満」が37.6%と最も多く、「30,000円以上」も約16%いた。男女比は男性の62.9%に対して女性は37.1%だった。

未婚男性の1位は、アラフォー世代が「30,000円以上」で42.1%だったが、アラフィフ、アラカン世代になると「10,000円〜20,000円未満」となり、3世代の中ではアラフォー世代の多くが豪華なディナーを楽しんでいることが分かった。

未婚女性の1位は、アラフォー、アラフィフ世代ともに「10,000円〜20,000円未満」だったが、アラカン世代になると5割が「20,000円〜30,000円未満」と答えた。対して既婚女性の1位は世代問わず「10,000円〜20,000円未満」で、未婚女性の方が豪華ディナーをする機会が多いことが分かった。

(エボル)