アフリカ中部コンゴの首都キンシャサで6月に日本大使館が半焼した火災で、警視庁は2日、現住建造物等放火の疑いで当時大使館に勤務していた3等書記官、山田真也容疑者を逮捕した。警視庁は、山田容疑者が大使館の資金を着服し、証拠隠滅を図るため放火したとみて調べている。(イメージ写真提供:123RF)

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 アフリカ中部コンゴの首都キンシャサで6月に日本大使館が半焼した火災で、警視庁は2日、現住建造物等放火の疑いで当時大使館に勤務していた3等書記官、山田真也容疑者を逮捕した。警視庁は、山田容疑者が大使館の資金を着服し、証拠隠滅を図るため放火したとみて調べている。

 中国の簡易投稿サイト・微博でも、日本メディアの引用という形で山田容疑者の逮捕が報じられたが、着服の証拠隠滅のための放火ということに微博ユーザーたちからは驚きと同情の声が寄せられた。

 中国の汚職や腐敗の問題は非常に深刻であり、汚職で動く金額も往々にして莫大な額にのぼる。中国では汚職や腐敗に対する国民の不満は大きいが、微博ユーザーたちは日本でも汚職や腐敗といった問題があることに驚いたようで、

 「まさか日本にも汚職役人がいるとは思わなかった」 「民主国家の日本にも汚職腐敗があるなんて。日本に対する考え方が変わった」  などのコメントが多く寄せられた。多くの中国人にとって、日本で汚職問題が起きたことが信じがたいことに思えたようだが、規模や程度の違いこそあるものの、どこの国でも汚職や腐敗の問題は存在するのではないだろうか。

 また、逮捕された山田容疑者がどれほど着服していたかは不明だが、

 「日本の景気は悪いから公務員だって大変なのだろう。同情するよ」

 と、同情の声を寄せるユーザーもいた。しかし、大使館の資金を着服したうえに証拠隠滅のために放火までするとは、疑いようもなく重大な犯罪であり、同情する余地はないと言えよう。

 微博ユーザーから山田容疑者に対する同情の声が寄せられたことは驚きとしか言いようがない。中国では腐敗があまりに普遍的であるため、日本とは感覚が異なっており、“これくらいはたいしたことない”と思ったのかもしれない。(編集担当:畠山栄)(イメージ写真提供:123RF)