18番ティではニコニコ桃子!首位と1打差で決勝Rへ(撮影:ALBA)

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<大王製紙エリエールレディスオープン 2日目◇22日◇エリエールゴルフクラブ松山(6,442ヤード・パー72)>
 追い詰められた手負いの元賞金女王がこの土壇場で力をみせた。
メジャー覇者、歴代賞金女王が直面する“シード落ち”の危機、G-VOICEで話題沸騰中
 国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」の2日目。シード権確保へ、このラストチャンスにかけている上田桃子。初日スタートダッシュに成功し、首位と2打差の6位タイから出ると、この日は5バーディ・1ボギーの“68”でラウンド。スコアを4つ伸ばしトータル7アンダー2位タイに順位を上げた。
 上田は出だしの2番で2メートルを沈めバーディを奪取。その後も9番までに3つのバーディを奪い一時は首位に立つが、後半は「ショットがばらついてしまった」とスコアを伸ばせずに終わった。首位とは1打差と好位置で決勝ラウンドに駒を進めたが、「昨日よりも痛かった」と完治していない肋軟骨骨折の痛みと戦いながらのラウンドだった。
 初日の終了後には「パット練習だけします」と話していた上田だが、「やっぱり少し打ちたくなって練習場にいき、つかめたところがあって打ちすぎてしまった」と約100球を打ち込んだという。その結果「昨晩から少し痛みが出てしまった…」とショットは良くなったが、体調面では若干不安点が増してしまった。
 幸いなのは「笑っている時とか、歩いている時に“ドクンドクン”と来る感じです」とショットの時は痛まないこと。この日は治療器具を持ち歩き、初日はしていなかったテーピングも巻いてプレー。「今の状況で100点満点のプレーは無理。自分の中で60点ぐらいのプレーを続けていきたい」。全力を出し切れない歯がゆい状況だが、挫けず最後まで前を向いて戦い続ける。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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