1万円で買えるアクションムービーカメラ
それは、「アクションムービーカメラ AMC-12SA（OB）」（山善）。本体約48gと軽量で、付属の7つ道具で、防水ケース、ハンドル・ヘルメット取り付け各マウント、吸着式マウント、車用充電器、衝撃保護カバーによって、様々なシチュエーションの映像が撮影可能となる。たとえば、自転車のハンドルやヘルメットに付けて走行中の動画を撮ったり、川の中に潜らせて水中の動きを撮影したり。
なぜ、こんな安い値段に抑えることができたのか。山善に聞いてみた。
「当初から1万円を切るものにターゲットをしぼり、内蔵メモリーをなくしたこと、本体自体は防水ではなく、防水ケースを採用したこと等によって安さを実現しました」
そうかぁ、内蔵メモリーや防水仕様なしっコストパフォーマンスにとって大きいことなんだ。
ところで、7つのアイテムでとくに苦心したものは。
「防水ケースです。日本の防水基準ＩＰＸ７に対応するためにとても苦労しました」
「一時的に一定水圧の条件(1m、30分)に水没しても内部に浸水することはありません」ということだ。
吸着式マウントはどのような場所に吸着できるのか。
「設置場所は水平でごみなどの不純物がないところで、ガラス面や凹凸のないラジコンなどのボディにも装着可能です」
ヘルメットに装着するときは取り付けマウントとベルト双方を組み合わせるのか。
「そうです（写真3参照）」
基本コンセプトである軽量、簡単、コンパクトを実現したアクションムーピーカメラ。７つ道具が魅力的。あなたなら、どう使う？
（羽石竜示）
