ラーメンがモバイルスタンドに変身！？
その名も、『ラーメン型モバイルスタンド(中華そば／東京風、札幌味噌らーめん、博多とんこつらーめん)』（Hamee）。これ、iPhone5やGalaxy S4などの4インチ系スマートフォンだけでなく、7.7インチのiPad miniにも対応するという。「スープや麺はもちろん、トッピングのチャーシュー、玉子、コーン、水菜等も完全再現、器も本物を使用するなど、質にこだわった品」とあり、かなり完成度を追求した製品のようである。
「AppBank Store新宿店オープンに向け、お客様が笑顔になるような売り場企画を検討していた際に、日本人が大好きなラーメンを本物の陶器を使って実物大のスマホスタンドを作ってみようと思い、製作を進めました」
そうか、そのようなイベントに合わせて思っいきり目立とうということだったんですね。
そんなアイデアでできたわけだが、とくに開発の上で苦労した点は何か。
「本物のラーメンの見た目を維持するため、麺が見えるようにスープの透明度を考慮、また、スマホを置きやすくするために溝の位置と配置にこだわっています」
うーんなるほど、本物らしさを損なわないように、製品の機能を確保したわけだ。
で、実際の出来栄え、スマホを立てた感想は。
「はっきり言って邪魔です（笑）。具材で画面が見にくいし、重いです。 その分存在感は半端ではないです！！ オフィスやリビングで、皆で笑いながら使用してもらえれば幸いです」
半分以上がジョーク的要素で仕上がったということ。まぁ、このようなユニークなモバイルスタンドがあってもいいじゃないか。昔ながらの食べ物と最新のデジタル機器がマッチするか、というよりそのミスマッチを楽しむのがこの製品の目的なのだろう。
それにしても相変わらずよく似せてあることには感心する。アイデアも凄いが、職人さんの腕も確かである。ラーメンまで作ってしまって、つぎは何ができるのか、とても楽しみである。
（羽石竜示）
