サザビーリーグと低価格雑貨タイガー契約締結 年内東京1号店出店

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 サザビーリーグが7月1日、北欧デザインの雑貨ブランド「Tiger(タイガー)」を展開するZebra A/Sと日本での展開に関する契約を締結したことを発表した。年内に東京1号店の出店を計画。3〜5年以内には50店舗まで販売網を広げていくという。

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 サザビーリーグは、ライフスタイルを大切にするスピリットや価値観が合致しており、両社にとって大きな相乗効果を生み出すことができるということから、Zebra A/Sと契約締結に至ったとしている。またこれに伴い、「Tiger」の日本法人であるZebra Japanはサザビーリーグを引受先として第三者割当増資を2013年7月1日に実施。サザビーリーグが同社発行済株式の50%を取得したことで、Zebra JapanはサザビーリーグとZebra A/S の共同出資による合弁企業として新たなスタートを切る。新体制となったZebra JapanのCEO山本浩丈は「北欧らしい革新的なデザインと、見ているだけでも楽しい商品、常に新鮮な驚きを提供するストア環境はタイガーの絶対的な強みであり、この楽しいブランド体験を日本全国の皆さんに広く提供できることを心から楽しみにしています」とコメントしている。

 今後はブランド価値を最大化するため、全国主要都市の路面店や商業施設、駅ビルを中心に300〜500m²前後の面積規模で出店を予定。また、取り扱い品目を増やすため物流インフラを整備し、ヨーロッパの店舗と変わらない規模で商品を提供できるよう務めるとしている。