新女王の指原莉乃、「アイドルじゃないし、あややになることはあきらめた」

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アイドルグループ・AKB48のシングル選抜メンバーをファン投票で決める『AKB48選抜総選挙』が8日、横浜・日産スタジアムで開票された。

HKT48の指原莉乃(20)が、15万570票を獲得し、初の1位に輝いた。8月21日発売の新曲でセンターポジションに立つ。2位は13万6503票で、前回女王だったAKB48の大島優子(24)。1万4067票の開きがあった。

新しくセンターを任された指原。イベント終了後、報道陣の取材に応じた。

一昨年に前田敦子が記録した13万9892票を大きく上回る、史上最高の15万570票を獲得した。その数字の大きさについて「(イベント会場の)日産スタジアムがもう一個できるってことじゃないですか。嘘みたいな票だなーって思う」と表現。今回のイベントには7万人のファンが駆けつけていた。満席となった会場の2個分と考え、信じられない規模だと語った。

前回は6万7339の票数で4位だった、指原。トップを勝ち取るまでの1年になった。その指原には昨年、恋愛スキャンダルで、福岡を拠点にするグループ・HKT48への移籍が命じられていた。イベント中でも「テレビ番組では明るく頑張っていたけど、、孤独を感じてた」と感想を漏らすことも。その時期について「“アイドル人生”の危機だったのでは?」という質問が飛んだ。「もともとアイドルって感じの分野じゃないし、だからアイドル的っていうことはありません。でもその時に、あやや(松浦亜弥)にはなれないと思い、あきらめました」と冗談を飛ばし、笑いを誘った。

責任が大きいポジションに就いた。グループを率いる総監督・高橋みなみ(21)からは「大丈夫だから、安心して」とホッとする言葉をかけてもらった。また、順位を争った大島からも「センターに立ったときしか感じられない苦労がある。私は、そのことをわかっているから、ちゃんと支えるね」と心理面でのサポートを得た。「今年1年の指原を見ていたら、1位なのも納得できるよって、そう言ってくれたことが凄く嬉しかった」と笑顔をはじけさせた。

▼ HKT48に移籍して1年。「地元が増えたような気持ちです。1年前は大分県しか帰る場所がなかったけど、今は福岡にもある」



▼ 自分で票を入れたこと話した、指原。「毎年ゲン担ぎという意味で3票入れてます。でも今年は10票入れました。気持ちの問題だと思うので、してよかったと思ってます」



▼ 1位という結果。秋元さんの反応は?の問いに「納得していない様子でした。でも総選挙を作ったのは秋元さんなんで、秋元さんのせいだと思っています」



▼ 写真は、2位の発表時。AKB48の大島優子と内田眞由美は、神に祈る仕草を見せていた



▼ 2位となった大島優子。「新しいAKBを見せれるいい機会になった。まだまだ期待して欲しい」とメッセージを発した



▼ センターポジションをゲットした瞬間。驚きの表情を見せた指原莉乃



▼ 地方グループから女王に登りつめた指原莉乃。メンバーと喜びを分かち合った



▼ ステージ中央に移動する指原莉乃。ボーゼンとした表情を見せていた



▼ 「私がセンターになると『AKB48は壊れる』と言われてますけど、絶対にAKB48を壊しません!頑張ります!」と力強く宣言した



▼ 「15万票というすごい票数を見て、私は孤独じゃないんだと感じることができました。投票してくださったみなさん、本当にありがとうございます」と感謝を示した



▼ ウイニングランは、広い会場をゴンドラに乗りながら行った