アーティスト71人のスケッチブック 渋谷ヒカリエで展覧会

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 アニメーションやマンガ、イラスト、絵本など各界を代表する国内外のアーティストが参加する「スケッチトラベル」プロジェクトで制作されたイラストの展覧会「スケッチトラベル展 アフリカの子どもたちに図書室を」が、6月26日から渋谷ヒカリエ8F「8/ CUBE 1,2,3」で開催される。宮崎駿をはじめ「ピクサー」の堤大介やフレデリック・バックらの作品が一堂に並べられる。会期は7月7日まで。

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 「スケッチトラベル」プロジェクトは2006年にスタートし、12ヶ国から71人のアーティストが参加。リレー形式で1ページごとにイラストを描いていき、4年半をかけて完成された1冊のスケッチブックは、識字教育を推進する国際NGO「ルーム・トゥ・リード」のサポートを目的にオークションにかけられ、カンボジアほか5ヶ国で図書館を建てる原資などに役立てられている。今年3月には京都国際マンガミュージアムで展覧会が開催された。

 渋谷ヒカリエで開催される「スケッチトラベル展 アフリカの子どもたちに図書室を」では、宮崎駿、堤大介、フレデリック・バックのほか、松本大洋や寺田克也、森本晃司、マイク・ミニョーラ、ニコラ・ド・クレシーらが手がけた全イラストを今回のために各1点ずつプリントした作品を展示。オンラインで購入することができ、収益金は「ルーム・トゥ・リード(Room to Read)」を通じて、アフリカに図書室を設立する費用にあてられる。

■スケッチトラベル®展 アフリカの子どもたちに図書室を
 会期:2013年6月26日(水)〜7月7日(日)
 時間:11:00〜20:00
    ※初日の6月26日は〜17:30まで / 最終日7月7日は〜17時まで
 入場料:無料

■http://sketcht.stores.jp