2部降格にQPRのレドナップ監督「素晴らしい挑戦になる」

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 プレミアリーグ第35節が28日に行われ、最下位のレディングと19位のQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)が対戦。0−0のドローに終わり、リーグ戦3試合を残して、両チームの2部降格が決まった。

 試合後、QPRのハリー・レドナップ監督が『スカイスポーツ』のインタビューに応え、来シーズンについてコメントしている。

「来シーズンに向けて、やらなければいけないことは多い。(プレミアに)昇格することはとても困難なことだ。チャンピオンシップ(2部)には良いチームがいる。チームに言った最初のことは、素晴らしい状態でプレシーズンに戻って来なければならないということ。チャンピオンシップは、土曜と週の真ん中に試合があり、そのペースに十分フィットしなければ、生き残ることはできないだろうし、リーグから追い出されることになる」

「とても大きなチャレンジだ。良いチーム、素晴らしいクラブがたくさんあり、プレミアリーグ経験があるチームばかりだ。我々もその中の1クラブに過ぎない。昇格に向けて来シーズン、ベストを尽くすが、夏にとても、とても、とてもハードワークをしなければならない。目標を達成するためにね。本当に素晴らしい挑戦だ。可能なことだが簡単にはいかないだろう」

 レドナップ監督は、2012年11月に成績不振で解任されたマーク・ヒューズ前監督の後任としてQPRの指揮官となり、2年半の契約を結んだ。QPRは今シーズン開幕前に、元韓国代表MFパク・チソンやブラジル代表GKジュリオ・セーザル、スペイン人MFエステバン・グラネロ、元ポルトガル代表DFジョゼ・ボジングワらの大型補強を敢行。しかし、成績が振るわずにシーズンを消化すると、冬にはフランス代表FWロイク・レミーやコンゴ代表DFクリストファー・サンバなどをさらに補強したが、結果が出ずに2010−11シーズン以来の2部降格が決まった。