『ライジング・ドラゴン』 (c)2012 Jackie and JJ International Limited, Huayi Brothers Media Corporation and Emperor Film Production Co Limited All rights reserved
 陽気な作風と命知らずのアクションで、映画ファンだけでなくお茶の間をも魅了していたジャッキー・チェン。近年では、その代名詞であるデンジャラス・スタントを封印し、『ベスト・キッド』では師匠役、『1911』では中国近代史の壮大なドラマを描くなど、新境地を開拓していた。そんな彼が、40年超のアクションキャリア総決算として、原点回帰のクンフー+掟破りのアクションに挑戦。リアル・スタント引退作『ライジング・ドラゴン』が、4月13日より公開される。

 物語は、ジャッキー演じるトレジャーハンターが伝説の秘宝を巡り、パリ、太平洋の無人島、中国、そして活火山と縦横無尽に暴れまくる王道アドベンチャー。その中から、最大の見せ場でもある全身ローラーブレードスーツで峠を滑降し、車とチェイスする危険度MAXの「時速120km!ジャッキー全身ローラー爆走動画」が公開された。



 ビルの細い通路を腹ばいで滑り、そのままガラスを突き破って道路に飛び出すジャッキー。背中のローラーでトンネルの壁を横移動したり、バイクを運転するライダーを羽交い絞めにしたり、猛スピードで高所からダイブしネットに捕まるなど、変幻自在な疾走シーンは“らしさ”全開だ。

 彼が撮影で着用しているのは、実在する特殊ローラースーツをカスタマイズしたもの。両手足、胸、腹、背中と全身に31個のローラーが装着されたこのスーツは、時速120kmものスピードが出るにもかかわらずブレーキはなし。40日以上、山を封鎖して行われた撮影では「ジャッキーが映画を撮っている」とバレてしまったことで、渋滞が発生する騒動も起きた。

 このほか、ポータブル・パラグライダーで宙を舞い、恐怖の落下スタントやエンドレス・バトルをくり広げ、噴煙湧き上がる火山にアタック。目を疑うデンジャラス・スタントとクンフーを、ジャッキー自らがメガホンを取り披露する。

 『ライジング・ドラゴン』は、4月13日より全国公開

『ライジング・ドラゴン』 - 公式サイト

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