コストをかけずに仕事をラクにする!? クラウドCRMの活用術 (4) 数万通のメール配信もできる「Zoho Campaigns」
Zohoに新たなサービス「Zoho Campaigns」が登場した。
これは顧客に一斉メール配信が出来るシステムだ。
クライアントへのメール配信機能は「Zoho CRM」にも存在するが、多少使いづらい面もあった。
「Zoho Campaigns」では、「Zoho CRM」に入っている連絡先情報をそのまま利用することができ、メール配信も契約次第で数万件単位までの送付に対応した。
本格的にメール配信を行いたいというユーザーにぴったりの新機能だ。
今回はこの機能の利用方法を解説しよう。
現段階ではインタフェースが英語であるため多少とまどうかもしれないが、使い始めてしまえば意外に簡単に利用できる。
まずは、送付先のメールアドレスを用意しよう。
リストはメインメニューの「Contacts」から作成する。
「Zoho Campaigns」内で新規に入力するなら、この画面で右側にある「Add Contact」等を利用して入力すればよい。
「Zoho CRM」のリストを利用する場合は、「Sync Service」をクリックする。
右メニューから「Sync with Zoho Service」を選択し、利用するサービスを指定した後、リンク先の「Zoho CRM」で利用しているアカウントを入力しよう。
一度連携させてしまえば、同じ「Zoho CRM」のアカウントから様々なリストを構築することができる。
「New Sync」をクリックした後の画面にある「Sync Deteils」の項目で連絡先を基準にするかリードを基準にするかをまず指定した後、「Custom View」にチェックを入れると、より詳細な項目が選択できるようになる。
キャンペーンの作成は「Email Campaigns」から行う。
右メニューの「New Campaign」をクリックした後、「Campaign Name」にキャンペーンタイトルを入力し、送信元と返信を受けるメールアドレスを指定したら「NEXT」押してウィザードを開始しよう。
メールはHTMLとプレーンテキストを一緒に作るパターンと、テキストのみ、HTMLのみで作るパターンがある。
既存のものを使い回したり、直接HTMLエディタで制作することもできるが、おすすめはテンプレートの利用だ。
テンプレートはメールとして使いやすい画像とテキストの並びがいくつも用意されている。
テンプレートを指定した後は、画像を手持ちのものに差し替えたり、テキストを変更したりしながら作業を進めればよい。
ブログ等を使ったことがある人ならば、あまり戸惑わずに作業できるはずだ。
途中での保存や作業中断もできるし、プレビュー画面で実際に配信された場合を確認することもできる。
最後に配信に利用するメールアドレスリストを指定したら「PROSEED」というボタンを押せば完了する。
ウィザードの最後にエラーのような表示が出て驚くが、これはまだ配信できる状態にはないというサインだ。
英文を読むとわかるのだが、スパム配信に利用されないようにレビューを行うから待っていてほしい、ということが書かれている。
キャンペーンを作成すると「Home」の画面にキャンペーンのリストが表示されるが、ここでキャンペーン名の次の行に「is To Be Reviewed」と表示されている間はまだレビュー中。
「is Sent」と書かれたものは配信したものということになる。
レビューの完了については、メールで配信されるのでチェックしてほしい。
手動でチェックされているため、今のところ1〜2日で結果が出ている。
あからさまに作りかけのものなどは配信されないようなので、なかなか配信されない時には中身を確認してみよう。
テスト配信用に作ったデータのためわかりづらいが、全数に対する配信成功/失敗の割合と開封率、開封されたメール打ちのリンク利用率などがグラフで表示される。
FacebookやTwitter、LinkedInへの投稿内容を作成しておき、スケジュール配信することも可能だ。
こちらの「いいね!」数やリツイート数なども確認できるから、ソーシャルマーケティングの機能もここでまかなえてしまう。
Zohoのサービスはとりあえず無料で使い始められるのがうれしいところだが、「Zoho Campaigns」も無料で利用可能だ。
無料利用の範囲は、購読者数500人までで、メール送信可能な数は月2,500件まで。
有料プランは月額利用と単発利用が用意されており、毎月頻繁に利用するなら500人以上を登録できてメール数無制限な月額プランがよいだろう。
利用料金は登録人数500人で5ドルから。
たまにしか使わないというユーザーなら、単発利用のプランが便利だ。
こちらは1回250件からとメール配信件数で料金が決まる仕組みで、価格は6ドルからとなっている。
ぜひ上手に活用して、メール&SNSマーケティングをはじめよう。
これは顧客に一斉メール配信が出来るシステムだ。
クライアントへのメール配信機能は「Zoho CRM」にも存在するが、多少使いづらい面もあった。
「Zoho Campaigns」では、「Zoho CRM」に入っている連絡先情報をそのまま利用することができ、メール配信も契約次第で数万件単位までの送付に対応した。
今回はこの機能の利用方法を解説しよう。
現段階ではインタフェースが英語であるため多少とまどうかもしれないが、使い始めてしまえば意外に簡単に利用できる。
まずは、送付先のメールアドレスを用意しよう。
リストはメインメニューの「Contacts」から作成する。
「Zoho Campaigns」内で新規に入力するなら、この画面で右側にある「Add Contact」等を利用して入力すればよい。
「Zoho CRM」のリストを利用する場合は、「Sync Service」をクリックする。
右メニューから「Sync with Zoho Service」を選択し、利用するサービスを指定した後、リンク先の「Zoho CRM」で利用しているアカウントを入力しよう。
一度連携させてしまえば、同じ「Zoho CRM」のアカウントから様々なリストを構築することができる。
「New Sync」をクリックした後の画面にある「Sync Deteils」の項目で連絡先を基準にするかリードを基準にするかをまず指定した後、「Custom View」にチェックを入れると、より詳細な項目が選択できるようになる。
キャンペーンの作成は「Email Campaigns」から行う。
右メニューの「New Campaign」をクリックした後、「Campaign Name」にキャンペーンタイトルを入力し、送信元と返信を受けるメールアドレスを指定したら「NEXT」押してウィザードを開始しよう。
メールはHTMLとプレーンテキストを一緒に作るパターンと、テキストのみ、HTMLのみで作るパターンがある。
既存のものを使い回したり、直接HTMLエディタで制作することもできるが、おすすめはテンプレートの利用だ。
テンプレートはメールとして使いやすい画像とテキストの並びがいくつも用意されている。
テンプレートを指定した後は、画像を手持ちのものに差し替えたり、テキストを変更したりしながら作業を進めればよい。
ブログ等を使ったことがある人ならば、あまり戸惑わずに作業できるはずだ。
途中での保存や作業中断もできるし、プレビュー画面で実際に配信された場合を確認することもできる。
最後に配信に利用するメールアドレスリストを指定したら「PROSEED」というボタンを押せば完了する。
ウィザードの最後にエラーのような表示が出て驚くが、これはまだ配信できる状態にはないというサインだ。
英文を読むとわかるのだが、スパム配信に利用されないようにレビューを行うから待っていてほしい、ということが書かれている。
キャンペーンを作成すると「Home」の画面にキャンペーンのリストが表示されるが、ここでキャンペーン名の次の行に「is To Be Reviewed」と表示されている間はまだレビュー中。
「is Sent」と書かれたものは配信したものということになる。
レビューの完了については、メールで配信されるのでチェックしてほしい。
手動でチェックされているため、今のところ1〜2日で結果が出ている。
あからさまに作りかけのものなどは配信されないようなので、なかなか配信されない時には中身を確認してみよう。
テスト配信用に作ったデータのためわかりづらいが、全数に対する配信成功/失敗の割合と開封率、開封されたメール打ちのリンク利用率などがグラフで表示される。
FacebookやTwitter、LinkedInへの投稿内容を作成しておき、スケジュール配信することも可能だ。
こちらの「いいね!」数やリツイート数なども確認できるから、ソーシャルマーケティングの機能もここでまかなえてしまう。
Zohoのサービスはとりあえず無料で使い始められるのがうれしいところだが、「Zoho Campaigns」も無料で利用可能だ。
無料利用の範囲は、購読者数500人までで、メール送信可能な数は月2,500件まで。
有料プランは月額利用と単発利用が用意されており、毎月頻繁に利用するなら500人以上を登録できてメール数無制限な月額プランがよいだろう。
利用料金は登録人数500人で5ドルから。
たまにしか使わないというユーザーなら、単発利用のプランが便利だ。
こちらは1回250件からとメール配信件数で料金が決まる仕組みで、価格は6ドルからとなっている。
ぜひ上手に活用して、メール&SNSマーケティングをはじめよう。