Cdsc_16871今日(6)は東京の渋谷公会堂で行われた落合博満講演会に行ってきた。時あたかもWBCへの日本代表チームの参加が正式に決まり、侍ジャパンを率いる監督は誰がいい?という議論が起きているさなかの最有力候補<!?>の講演会。

落合自身の口からWBCの監督問題、そして週刊ポストや東京スポーツに報じられた救急車搬送騒動について語られた。




7月16日に横浜市の神奈川県立県民ホールで行われた講演会に続き、また落合博満講演会に行ってきた。WBCの監督問題について本人の口から何か語られるのか、そもそも落合本人は無事なのかというところに関心があった。

落合博満前ドラゴンズ監督は司会進行を務めたニッポン放送ショーアップナイターでおなじみの胡口和雄アナウンサーの呼びかけに応じて登壇。敗戦処理。の座席は2階席の後方なのではっきりとはわからなかったが、顔面麻痺の症状は出ているようだった。ただ、マスク、眼帯などはしていなかった。


落合は冒頭でこの騒動について触れ、落合博満記念館から救急車で搬送されたのは事実とし、ただ救急車の中で痙攣していたなどの報道は事実無根。車内の様子を本人は語った。信子夫人と、週刊ポストの報道があまりに事実と異なるようなら裁判に訴えようとまで考えていて、実際結構いいかげんだったが、顔面神経麻痺という病状に誤りがないので訴えるほどではないかなと判断したそうだ。

倒れる前日に、食事の時に味を感じないという異変があり、当日の朝に鏡を見たら自分の顔がいつもと違った。こういう時は救急車を呼ぶしかないなと、ただしちょうどお盆の時期で開いている病院を探すのに苦労したと。

落合自身は救急車で運ばれるのはこれが初めてではなく、オリオンズでの現役時代に平和台球場で東尾修に頭に死球をぶつけられたとき以来二度目だと語った。当時の東尾は駆け出しの打者には頭に狙ってくる傾向があったと断言。嘘だと思うなら本人に聞いてみろとジョークを言い、会場の笑いを取っていた。あの当時のパ・リーグは関西に三球団あったが、相手ベンチからどぎつい言葉で「ぶつけろ」という声が平気で飛び交っていたと。しかし落合自身はこれで自分も認められたのかなと思い、病み上がりの試合で本塁打のまとめ打ちをしたそうだ。ここでひるんだらまたぶつけられると思い心を鬼にして打席に立ったという。