『悪の教典-序章-』DVD(セル)<br />(c)BeeTV

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 「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」いずれも第1位を獲得した貴志祐介の問題作『悪の教典』が11月10日に劇場公開。公開に先駆けて、その映画『悪の教典』と対をなす衝撃のオリジナルドラマ『悪の教典-序章-』が10月19日、DVDで発売される。

 日常の崩壊を描く映画版に対して、「序章」で描かれるのは日常に潜む見えざる悪意。伊藤英明演じる蓮実聖司は、ハスミンという愛称で呼ばれ、絶大な人気を誇る高校教師。学園のトラブルを次々に解決し、生徒や職員、PTAからの信頼も厚い、いわば“教師の鑑”だ。しかし、それはすべて仮面に過ぎなかった――。

 凶行前夜、蓮実聖司は、いかに悪の本性を隠し、聖者の仮面で学園を支配していったのか...!? 見る者すべてを戦慄させる“本当の悪”。驚異的頭脳を持つサイコパス(反社会性人格障害)によって張り巡らされた謀略の数々が、この「序章」で明かされる。

 7月に公開となった『BRAVE HEARTS 海猿』では人命救助のエキスパート、海上保安官を演じ、見る者に勇気を与えてきた最強の国民的“ヒーロー”伊藤英明。『悪の教典 -序章-』では、築き上げた“ヒーロー”像を自らぶち壊すかのように、最凶最悪の圧倒的な“サイコパス”蓮実聖司を意欲的に演じる。監修は、映画版監督も務めた鬼才・三池崇史監督。伊藤英明×三池崇史が生み出す、戦慄の“本当の悪”を見逃すな。

 また『悪の教典-序章-』は、10月15日より毎週月曜、全4回に分けてBeeTVでも配信される。


ストーリー
蓮実聖司(伊藤英明)は、ニューヨーク・ウォール街の名門投資銀行に勤務し、戦争のような毎日を送っていた。順風満帆だった蓮実は、ある日突然、会社を辞め、日本に帰国。蓮実が新たに選んだ道――それは、高校教師だった。

 

蓮実が赴任したのは、生徒にも教師にも問題だらけのとある私立高校。そんな中で蓮実は、授業も面白く、頼りがいのある先生として、いつの間にか「ハスミン」とあだ名で呼ばれるほどに生徒から親しまれていった。そして次々と、あざやかに問題を解決していく蓮実は、職員やPTAからの信頼も獲得していく。蓮実は、まさに「教師の鑑」だった。新任スクールカウンセラーの水落聡子(中越典子)は、事あるごとに、蓮実に助けられていた。カウンセリングにも理解のある蓮実に、次第に惹かれていく聡子。そんな聡子の様子に、養護教諭の田浦潤子(高岡早紀)は気づく――。

一方、「ゾンビ」と蔑まれて学園中から嫌われる教師・釣井正信(吹越満)は、聡子に対し、意味深なメッセージを送る。「蓮実は危険だ」と――。

聡子は、蓮実の力を借りつつ、学園の諸問題に立ち向かう。だが、いつの間にか彼女の身にも危険が差し迫っていた。そして聡子が辿り着いた、驚愕の真実とは――!?

ドラマ「悪の教典〜序章〜」公式サイト 10.15 BeeTVで独占配信