Interop Tokyo 2012:デジタルサイネージジャパンにてセラクがAndroidを搭載した鏡付き洗面台「スマート洗面台」を出展【レポート】

洗面台にAndroidを搭載しちゃいました!?

国内のデジタルサイネージ機器やサービス関連の展示会としてデジタルサイネージジャパン2012(併催イベントとしてINTEROP TOKYO他)が2012年6月13日〜15日まで千葉の幕張メッセにて開催されています。

今記事ではセラクブースにてAndroidの組み込まれた洗面台「スマート洗面台」が出展されていたので紹介します。
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「スマート洗面台」の利用イメージ図


「スマート洗面台」はその名の通り、化粧室にあるような洗面台の鏡の部分をディスプレイとして利用したAndroidを組み込みニュースや天気・広告を表示することが出来るAndroidを利用した電子広告システムです。


■モーションセンサーで操作
ここでいうモーションセンサーとは通常のAndroid端末に入っているような加速度センサーの類ではなく、XBOX360のキネクトセンサーのようなジェスチャー(ここでは鏡に向かって手を払うといった動作など)で表示する情報を呼び出したりすることが出来ます。

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鏡に表示されているので見づらいかもしれませんがXperia mini(含むmini Pro)
のように画面四隅に各種機能を呼びだすボタンのようなものが表示されています。

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体重計機能も付いていました。(上写真の印付近が体重計になっています)


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天気予報ウィジェットもありました。


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イメージとしてはAndroidの標準のホーム画面にニュースや広告・天気といったウィジェットを配置しているのを想像するとわかりやすいかと思います。

この他、カメラユニットを鏡側に実装しており写真の撮影や防犯利用もできるそうです。


本来、こういったサイネージはWindowsベースのものが非常に多くAndroidを使ったものはこれから出始めていくだろうとのこと。
近い内、街や駅のトイレがAndroid端末になっている日がくるかもしれませんね。


記事執筆:河童丸


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