映画『タイタンの逆襲』より (C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
 ゴールデンウィーク(GW)に公開される映画の中からオススメの作品を、編集部員が鑑賞シーン別にプレゼン合戦する企画「GOGW映画」。第4弾の「友人編」は、“友人と観たい”GW映画を紹介します。私、ドラマのサイトーがオススメするのは、『タイタンの逆襲』です。映画は芸術ハラの『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』も面白そうですが、友達みんなでワイワイするなら、“究極”の3Dアトラクションムービー『タイタンの逆襲』ですよ!

タイタンの逆襲』(4月21日公開)

 人間の信仰心が薄れ神の力が弱まる中、巨神(タイタン)が復活し、世界を支配しようとします。人間と神の間に生まれた半神ペルセウスは、その危機を救うことができるのでしょうか……。

ポイント1:腕の一振りで山が吹っ飛ぶ“怒迫力”キャラ

 作品には、主に4種類の魅力的な敵キャラが登場します。まず、双頭獣のキメラ。頭はライオン、尻尾がヘビというトンデモキャラで、ある日、空から人間の住む村に降ってきて、家屋をぶち壊して人間を襲います。それから、ミノタウロス。人間の体に牛の頭を持っていて、岩を打ち砕くほどの怪力でペルセウスに襲い掛かってきます。マカイは、胴体を2つ持つ戦闘鬼で、計4本の腕で刀を振り回し、高速回転で人間たちを切りつけます。最後に、全長500メートルの巨神クロノスが炎を巻き散らし、山を吹き飛ばしながら襲い掛かってくるのです。

ポイント2:浮世離れしたシチュエーション

 そんな“化け物”に対抗するのは、半神のペルセウスら数人の勇者たち。巨大な敵たちに槍や刀で対抗します。時代背景的にミサイルなどの近代兵器が無いので仕方無いのかも知れませんが、無謀とも言える方法で、巨神に戦いを挑むのです。「逃げる」という選択肢もあるはずなのですが、「俺がやらなきゃならない」という使命感を持ち、周囲の期待を背負って、身長差498メートル以上の相手に立ち向かって行くのです。鑑賞後に友人同士で「自分ならどうする?」という話をしてみると楽しいかも知れません。

ポイント3:並ばずに楽しめる絶叫アトラクション

 前作を上回る洗練された3D映像で、アトラクションのように映画の世界を楽しむことが出来ます。戦闘シーンでクロノスが放つ炎はもちろん、「タルタロスの迷宮」に迷い込むペルセウスたちと共に、洞窟の岩に身をのけぞらせている自分を発見することになるでしょう。元ボクシング世界チャンピオンの具志堅用高さんは、その映像について「ヤバいですよ! こっちに来る」と表現していました。ゴールデンウィークで混雑するテーマパークに並ぶことなく、手軽に極上のアトラクションが楽しめる作品になっています。


 これ以外にも、書きたいところがまだまだたくさんあるのですが、ネタばれになるのでやめときます。まとめると、「怒迫力キャラが登場する、浮世離れしたアトラクションを、行列に並ばずに、ワイワイ楽しんでください」というところです。『タイタンの逆襲』は、友人を誘って楽しんでみてください!

タイタンの逆襲 - 作品情報




ドラマのサイトーの評価

【でっかい度】★★★★★
【泣ける度】★★★
【こっちに来る度】★★★★★

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