左から、更衣小夜役・水樹奈々、七原文人役・野島健児。 映画『劇場版BLOOD-C The Last Dark』(C)2012 Production I.G, CLAMP/Project BLOOD-C Movie
 4月22日、メルパルクホールにて「BLOOD-“C”arnival」と題した『劇場版BLOOD-C The Last Dark』のイベントが開催され、主人公の更衣小夜役の水樹奈々を始め、テレビシリーズのメインキャストである、藤原啓治、野島健児、浅野真澄、福圓美里、阿部敦、鈴木達央、宮川美保が登場した。

 本作の舞台となるのは、201X年冬。小夜は、七原文人に復讐を果たすべく東京にいた。しかし、東京は世界企業セブンスヘブンを後ろ盾にした文人の実質的支配下にあった。社会の闇を暴くために活動するネットコミュニティ・サーラットのメンバーに出会った小夜は、彼らとともに七原文人の組織“塔”に戦いを挑む。果たして、真の自由をその手に掴めるのだろうか。

 本作は、ジェームズ・キャメロンやクエンティン・タランティーノといったハリウッドのトップクリエイターから絶賛された「BLOOD」シリーズの中で、衝撃作として大きな話題と集める「BLOOD-C」の劇場版だ。

 水樹は、本作の物語をイメージして作ったという主題歌「METRO BAROQUE」(6月6日発売)をサプライズで初披露した。タイトルにある“BAROQUE”とは“ゆがんだ真珠”という意味があり、大都市にやってきた小夜を“真珠”に例えている。楽曲制作にあたり「裏切られても前に進む強い意志を込めた」と言う通り、ステージで力強く歌い上げる姿に、会場に集まったファン約1500人は歓声をあげた。

 「新曲を初披露する時は緊張する」という水樹だったが「みんなが盛り上げてくれて嬉しかった」と、無事に歌い上げ、安堵した様子を見せた。本作については「テレビ版をみていなくても、楽しめる映画だし、テレビ版を見ている人はより深く楽しめる映画になっています」と、コメントした。

 イベントでは、本作の未公開映像を含むWEB用PV映像も初披露され、ファンにとってたまらない一日となった。公開された映像は、オフィシャルサイトでも観ることができるので、是非チェックしておこう。

 映画『劇場版BLOOD-C The Last Dark』は、6月2日(土)より全国公開。

映画『劇場版BLOOD-C The Last Dark』 - 公式サイト

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