専門分野の人材が不足、確保策の再検討が必要に
人材紹介のヘイズ（英国ロンドン）が、アジア各地域の人事・採用業務の管理職560人（うち、日本は120人）を対象に2010年10月から12月に実施した調査結果をまとめた「2011年度給与ガイド」によると、次回の給与改定時に、日本の企業が予測している昇給率は、前回の改定時に比べて、3〜6％の引き上げが7ポイント、6〜10％引き上げが2ポイントの増加となり、昇給率が上昇傾向にあることが明らかになった。
日本、中国、香港、シンガポールの4カ国の中で、前回の給与改定で最高の昇給率を記録したのは中国で、45％の企業が6〜10％の引き上げを行い、さらに22％の企業が10％を超える引き上げを行っている。日本は、0〜3％の引き上げを行った企業が最も多く71％だった。
新成長を目指す人材戦略〜変質する人材採用のルール
グローバル事業拡大で即戦力人材は争奪戦に〜主要人材会社に聞く2012年採用動向
人材採用の専門誌が評価する「人材コンサルティング会社」
「日本人材ニュースHRN」は人材採用・人材育成の人事専門誌です。
