カズの「深い。」に込められた大人のこだわり、ジョージア新テレビCMで
サッカー元日本代表FWで、2月26日に45歳の誕生日を迎えてもJリーグ横浜FCで日本最年長プロサッカー選手として活躍する三浦知良選手が出演する「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージ」の新テレビCMが2月15日から全国で放映される。イタリア・フィレンツェ市内で行なわれた撮影では、日本人初のセリエA選手として活躍した若かりし日の三浦選手の思い出が織り込まれた印象深いシーンが生きている。缶コーヒーをひと口飲んで思わず口にする「深い。」という一言には、約20年前に単身イタリアの地に降り立った「キング・カズ」だからこそ表現できる大人のこだわりが垣間見えるようだ。
缶コーヒーシェア1位の「ジョージア」（コカ・コーラシステム）製品の中で、唯一の熟成缶コーヒーである「ジョージア ヴィンテージ レーベル」。昨年度から「ジョージア ヨーロピアン」の顔として、テレビCMで日本サッカー界の「キング」といわれる三浦知良選手を起用しているが、今回、「ジョージア ヨーロピアン」シリーズに「ヨーロピアン ヴィンテージ」が新発売される機会に新テレビCMが撮影された。
フィレンツェは三浦選手が所属したジェノア（ジェノヴァ）に隣接する。三浦選手は、イタリア語を流暢に操りながら、行きなれたカフェに立ち寄り、10年来の付き合いがあるサルト（仕立屋）「G・セミナーラ」の工房を訪ねてセミナーラさんとの会話を楽しんだ。セミナーラさんは、三浦選手がスーツを仕立てるようになって最初に知り合った仕立屋で、三浦選手はその後もセミナーラさんと懇意にし、信頼を寄せている。CM撮影を終えた後でも、三浦選手とセラーノさんは、それぞれの仕事に対するこだわりや、経験がないとできない職人の技の大切さを熱く語り合ったという。
フィレンツェ滞在中もパーソナルトレーナーを同行させ、常に体調管理に手を抜かない三浦選手。改めて熟練の仕立屋であるセミナーラさんとの会話を通じて、自らのスーツを任せているセミナーラさんの職人技に感銘を受けていただけに、CMの最後に三浦選手がつぶやく「深い。長い時間をかけただけあるな」というセリフに、「本物のよさ」「本当の魅力」に感動した新鮮な響きがこもったようだ。若かりし頃に駆け抜けたイタリアの空気を思い切り吸い込んだ三浦選手は、45歳になって迎える新シーズンで自らが担う役割にも思いを馳せたのかもしれない。「深い。」というセリフにこもった響きと、まっすぐに前を見据える三浦選手のまなざしは、「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージ」が提案する熟成の深煎りコーヒーの味わいを見事に表したシーンに仕上がっている。（編集担当：風間浩）
