宇都宮はカクテルの町でした
カクテルの町が日本にあると言う。
それは栃木の宇都宮。
宇都宮と言われると思い浮かべるのは餃子だが、餃子だけでなく、カクテルの町でもあるそうだ。
カクテル=宇都宮。つい最近の取り組みかと思いきや、カクテルの町として動き出したのは平成10年5月。何と10年も前のこと。
全国宣伝販売促進会議で、宇都宮カクテルコーナーを設置。その場で10種類のカクテルを提供、手作りパンフレットを配布したのがそもそもの始まりだと言う。
そして翌年、市内のバーで宇都宮カクテル倶楽部が発足した。
なぜ宇都宮でカクテルなのか。
それは、「バーデンダーのコンペティションで全国優勝者を多数輩出しているからです」と、宇都宮観光コンベンション協会の方は言う。
宇都宮には全国的に見てもレベルの高いバーテンダーが多く揃っている。バーテンダーあこがれの土地でもあるのだ。
もちろん県内にはカクテルを取り扱うお店が多く揃い、宇都宮カクテル倶楽部加盟店だけでも31店舗。加盟していないバーや、バー以外でカクテルを出すお店を含めるとその数は膨大なものになる。
そしてカクテルと言えば、バーテンダーのセンスを生かしたオリジナルメニューの多さも特徴。
そこで宇都宮だけのオリジナルカクテルも用意。
ジン&青りんご&メロンリキュールで爽やかに仕上げた「マロニエリーフ」。これは、シンボルロードの並木道、県木の栃の木をカクテルで表現。
そして、市役所前にある樹齢400年の大イチョウを現した「ビッグツリー」なんてカクテルも。
いずれも宇都宮をイメージしたもので、話題性だけでなく味も見た目も二重丸。
そんなカクテルを求めに、宇都宮へ足を運ぶ人も多いと言う。
しかしカクテルと言うと「名前を見ただけではイメージが湧かない」「高そう」「種類が多すぎて分からない」と言う声も多い。
地元に根付いたカクテルをもっと多くの人に広めたい、と言うことで毎年5月に宇都宮カクテルカーニバル、9月には宇都宮カクテルナイトなど各種イベントも実施中。
イベントでは多種多様なカクテルを500円で提供。宇都宮カクテルカーニバルは昼開催、ノンアルコールもあるので家族連れにも人気だそう。
何よりもワンコインなのでお手軽。
カクテルを飲んだことの無い人にも気軽に飲んで貰えるようにというこの作戦が功を奏して、二つとも大人気のイベントなのだとか。
これからは夜の長い秋が始まる。
眠れない夜は一流の腕を持つバーテンダーが作る、こだわりの“宇都宮カクテル”を呑みに、ちょっと足を伸ばしてみては。
(のなかなおみ)
それは栃木の宇都宮。
宇都宮と言われると思い浮かべるのは餃子だが、餃子だけでなく、カクテルの町でもあるそうだ。
カクテル=宇都宮。つい最近の取り組みかと思いきや、カクテルの町として動き出したのは平成10年5月。何と10年も前のこと。
全国宣伝販売促進会議で、宇都宮カクテルコーナーを設置。その場で10種類のカクテルを提供、手作りパンフレットを配布したのがそもそもの始まりだと言う。
なぜ宇都宮でカクテルなのか。
それは、「バーデンダーのコンペティションで全国優勝者を多数輩出しているからです」と、宇都宮観光コンベンション協会の方は言う。
宇都宮には全国的に見てもレベルの高いバーテンダーが多く揃っている。バーテンダーあこがれの土地でもあるのだ。
もちろん県内にはカクテルを取り扱うお店が多く揃い、宇都宮カクテル倶楽部加盟店だけでも31店舗。加盟していないバーや、バー以外でカクテルを出すお店を含めるとその数は膨大なものになる。
そしてカクテルと言えば、バーテンダーのセンスを生かしたオリジナルメニューの多さも特徴。
そこで宇都宮だけのオリジナルカクテルも用意。
ジン&青りんご&メロンリキュールで爽やかに仕上げた「マロニエリーフ」。これは、シンボルロードの並木道、県木の栃の木をカクテルで表現。
そして、市役所前にある樹齢400年の大イチョウを現した「ビッグツリー」なんてカクテルも。
いずれも宇都宮をイメージしたもので、話題性だけでなく味も見た目も二重丸。
そんなカクテルを求めに、宇都宮へ足を運ぶ人も多いと言う。
しかしカクテルと言うと「名前を見ただけではイメージが湧かない」「高そう」「種類が多すぎて分からない」と言う声も多い。
地元に根付いたカクテルをもっと多くの人に広めたい、と言うことで毎年5月に宇都宮カクテルカーニバル、9月には宇都宮カクテルナイトなど各種イベントも実施中。
イベントでは多種多様なカクテルを500円で提供。宇都宮カクテルカーニバルは昼開催、ノンアルコールもあるので家族連れにも人気だそう。
何よりもワンコインなのでお手軽。
カクテルを飲んだことの無い人にも気軽に飲んで貰えるようにというこの作戦が功を奏して、二つとも大人気のイベントなのだとか。
これからは夜の長い秋が始まる。
眠れない夜は一流の腕を持つバーテンダーが作る、こだわりの“宇都宮カクテル”を呑みに、ちょっと足を伸ばしてみては。
(のなかなおみ)