動物のお尻のおもちゃ『シリーバム』(sumainu販売)。左からホース、スカンク、フォックスの3種類。各850円。

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世の男性で女性のお尻が好きな方は多いと思う。それは人間だけでなく、実はイヌもお尻が結構好きなのかも。そんな理由から開発されたのかは定かでないが、動物のお尻をモデルにしたイヌ用のおもちゃがある。お尻と聞いてどんなおもちゃか観てみたい人も少なくないだろう。なので、紹介してみる。

「本当に作ってしまった感」のあるちょっと驚きの商品、動物のお尻のおもちゃ『シリーバム』(sumainu販売)。ホース、スカンク、フォックスの3種類で、それぞれ下半身と後ろ足、そして尻と尾があるだけ。一目狙いはお尻と尻尾であることを如実にあらわしている。

まさに「ちょっとまぬけ感のある、プリティーでかわいい動物のお尻のおもちゃ」のコピーがピタリと合う外観だ。また、中には胴体部分を噛むと音が出るスクイーカーとシャカシャカが入っており、イヌの興味を音でもひこうという仕掛け。

この商品の狙いについて、イヌグッズ販売会社のsumainuさんに聞いた。
「自身と同類に近いイメージのこのおもちゃで、ぬいぐるみと戯れるように、また兄弟とじゃれ合うように、よりリアルに遊んで欲しいという思いからつくられました」
同類。しかし、お尻と尻尾しかないのに、同類と言えるのだろうか。

実際、これでどんなふうにイヌは遊ぶのだろうか。
「子イヌや若イヌは、毛むくじゃらでふさふさなシッポがぶら下がるこの怪しい物体に興味を示します。また、親近感を持つイヌや挑戦的なイヌ、さらには枕にしてお昼寝するイヌも多くいます」
やはりお尻だけでなく、尻尾にも興味を持つのか。人間では尻尾フェチってあまり聞かないし、やはりイヌでないとその気持ちは分からないかも。

ユーザーの評判、お勧めのポイントは。
「アメリカンジョークとも言えそうな『シリーバム』は人が見てもなぜかマヌケ感のあるおもちゃなので、手に取った飼い主がまずはにやけてしまうそうです」
「愛犬がそれとじゃれ合う様子は、兄弟と遊んでいるように微笑ましく感じられ、疲れて枕にして眠る姿に愛おししく思えるでしょう。友達、兄弟が一匹増えた感じで遊んでみてください」とのこと。
ちなみに筆者としては、ドアや布団のすき間などに入れて眺めてみたい。

イヌがお尻と尻尾にじゃれている姿、観察してみたくありませんか。
(羽石竜示)