343通りの着せ替えができるデジカメ
秋の衣替え、みなさんすでにお済の方が多いと思うが、それに合わせてデジカメのカラーをコーディネートしてみてはどうか。なんと343通りにも色を変えられるデジカメが先ごろ発売されたのだ。さて、どうすればそんなことができるのか。
シンプルであること、ユニークであること、そして撮るだけでなくプリントも楽しむことを基本コンセプトにしたおしゃれなデジカメ『Qlixカメラ』(プラザクリエイト製)がそれ。カメラボディー、シャッターボタン、レンズプロテクターが各7色あり、それらを組み合せることで343通りのカラーのデジカメが出来上がる。標準カメラセットは1万500円。今のところ、Qlixオンラインストアのみからの販売となっており、同サイト内の「Qlixカラーシュミレーター」で好みの組み合わせを試してから、注文することができる。
だが、フォトサービスショップ「PALETTE PLAZA」「55STATION」を展開するプラザクリエイトさんがどうしてこのようなデジカメを開発したのか。そのワケを聞いてみた。
「起業直後のプラザクリエイトグループが急成長することができたのは、当時大ブームを起したレンズ付きフィルム“写ルンです”の存在が大きかったのです。しかしデジタル世代に移行した今では、“写ルンです”のような店舗の幹、目印となるような存在がなくなってしまい、写真屋として新たなチャレンジをする必要があると常々考えていました」
「ハイスペックだけを追求するのではなく、撮ることだけに集中できるシンプルさ、持っていて楽しいユニークさ、それぞれの好みを反映することができるオリジナリティ。そして、比較的安価で、ファッションアイテムとしての感覚でも持つことができる、カラフルで心おどるカメラを模索しました。そうした十数年来の構想を経て、ようやく完成したものがこのQlixです」
シンプルさを実現するために、パワーボタン、フラッシュON・OFFボタン、削除ボタン、進むボタン、戻るボタンと操作系は以上の5つのボタンに集約。本体重量は102グラムと軽量、電源は手に入りやすいアルカリ単三型電池2本(約180枚撮影可能)、記録メディアはお馴染みのSDカード、画素数は630、2.46インチ液晶、内蔵フラッシュ付きだ。また、オプションで標準レンズ(38mm相当)を25mm相当の広角レンズや180度円周魚眼レンズに換えられる。さらに、3メートル対応の防水ケースも用意。
で、最後は撮った写真のプリントサービス。名刺大サイズでタブが付いた写真プリント『QlixTab』やこれまでの写真と同サイズのプリント『Qlix 6”カード』といった商品を同時展開。
「いずれもオンライン注文でプリントからフォトボックスへの封入、お届けまで、すべて当社で行います」とのこと。
Qlixサービスによって、大事な人へのプレゼント、その日のファッションに合わせたカラーコーディネートといった使い方を提案する。そして
「人に見せるときにも電源がいらない、古きよき写真の文化です」をアピールしていきたいそうだ。
芸術の秋、人とちょっとちがったおしゃれで手軽なデジカメで写真を撮り、写真プリントを楽しんでみては。
(羽石竜示)
シンプルであること、ユニークであること、そして撮るだけでなくプリントも楽しむことを基本コンセプトにしたおしゃれなデジカメ『Qlixカメラ』(プラザクリエイト製)がそれ。カメラボディー、シャッターボタン、レンズプロテクターが各7色あり、それらを組み合せることで343通りのカラーのデジカメが出来上がる。標準カメラセットは1万500円。今のところ、Qlixオンラインストアのみからの販売となっており、同サイト内の「Qlixカラーシュミレーター」で好みの組み合わせを試してから、注文することができる。
「起業直後のプラザクリエイトグループが急成長することができたのは、当時大ブームを起したレンズ付きフィルム“写ルンです”の存在が大きかったのです。しかしデジタル世代に移行した今では、“写ルンです”のような店舗の幹、目印となるような存在がなくなってしまい、写真屋として新たなチャレンジをする必要があると常々考えていました」
「ハイスペックだけを追求するのではなく、撮ることだけに集中できるシンプルさ、持っていて楽しいユニークさ、それぞれの好みを反映することができるオリジナリティ。そして、比較的安価で、ファッションアイテムとしての感覚でも持つことができる、カラフルで心おどるカメラを模索しました。そうした十数年来の構想を経て、ようやく完成したものがこのQlixです」
シンプルさを実現するために、パワーボタン、フラッシュON・OFFボタン、削除ボタン、進むボタン、戻るボタンと操作系は以上の5つのボタンに集約。本体重量は102グラムと軽量、電源は手に入りやすいアルカリ単三型電池2本(約180枚撮影可能)、記録メディアはお馴染みのSDカード、画素数は630、2.46インチ液晶、内蔵フラッシュ付きだ。また、オプションで標準レンズ(38mm相当)を25mm相当の広角レンズや180度円周魚眼レンズに換えられる。さらに、3メートル対応の防水ケースも用意。
で、最後は撮った写真のプリントサービス。名刺大サイズでタブが付いた写真プリント『QlixTab』やこれまでの写真と同サイズのプリント『Qlix 6”カード』といった商品を同時展開。
「いずれもオンライン注文でプリントからフォトボックスへの封入、お届けまで、すべて当社で行います」とのこと。
Qlixサービスによって、大事な人へのプレゼント、その日のファッションに合わせたカラーコーディネートといった使い方を提案する。そして
「人に見せるときにも電源がいらない、古きよき写真の文化です」をアピールしていきたいそうだ。
芸術の秋、人とちょっとちがったおしゃれで手軽なデジカメで写真を撮り、写真プリントを楽しんでみては。
(羽石竜示)