ドルトムント対日本人選抜の慈善試合で1億1千万円以上の義援金

写真拡大

 ドルトムントは、17日に行われた東日本大震災復興支援チャリティーマッチのドルトムント対日本人選手選抜で、100万ユーロ(約1億1000万円)以上の義援金が集まったと発表した。

 試合には、震災からの復興を願う選手や関係者たちが集結。ドイツでプレーするドルトムントの香川真司、シャルケの内田篤人、ヴォルフスブルクの長谷部誠、シュトゥットガルトの岡崎慎司、ケルンの槙野智章、フライブルクの矢野貴章、アウクスブルクの細貝萌、コットブスの相馬崇人に加え、フィテッセ(オランダ)の安田理大、カターニア(イタリア)の森本貴幸、ポゴン・シチェシン(ポーランド)の赤星貴文が出場した。

 また、現役時代にケルンやブレーメンで活躍した奥寺康彦氏や、元日本代表で海外でのプレー経験もある名波浩氏、西澤明訓氏、城彰二氏の姿も。さらに、日本に縁のあるギド・ブッフバルト氏、ミヒャエル・ルンメニゲ氏(ともに元浦和)、フランク・オルデネビッツ氏(元市原、現名称千葉)も参加し、日本人選手選抜の監督はヴォルフスブルクのコーチであるピエール・リトバルスキー氏が務めた。

 豪華なメンバーの中で行われた試合は、欧州日本人選手選抜が2点をリードされる展開も、35分に岡崎がPKを奪取。これを香川が決めて、1点を返した。その後、スコアは動かず、和やかな雰囲気の中で行われたチャリティーマッチは、2−1でドルトムントが勝利している。

【関連記事】
ドルトムントとの慈善試合…香川がゴール
慈善試合、香川に内田に長谷部、奥寺氏やブッフバルトも出場
タイでの慈善試合を終えて、中田氏「次につながる」
中田英寿氏、タイでの慈善試合で約4300万円の義援金
南米選手権の出場辞退は過去の話、五輪予選のメンバー選考に注目