2008年2月にサインを交わし、今年から用品メーカーの契約先をアディダスからナイキに切り替えたフランスサッカー連盟(FFF)。この契約でFFFは、年間4000万ユーロ(約43億5000万円)を超える巨額の収入を得る。

 2011年からユニフォームが一新するのは、フランス代表だけでなく、国内リーグの審判団も同様。そこで審判員組合がFFFに対し、“分け前をよこせ”と言わんばかりの強硬な要求をFFFに突きつけている。レキップ紙が報じた。

 具体的には、FFFの収入の5%にあたる年間200万ユーロ(約2億1800万円)を審判員組合に分配しなければ、新しい審判服の着用をボイコットする、というものだ。フランスの年明け最初の試合は1月8日のフランス杯。期限は間近に迫っている。

 これに対し、FFFのデュショソワ会長は、「契約は8年間。今後については考慮の余地があるが、今シーズンに関しては交渉に応じるのは不可能」と審判側の要求をはねつける構えだ。

 またナイキ側の納入の問題から、一部の審判はまだ新しいユニフォームを受け取っていないなどの混乱も生じており、38年間にわたるアディダスとの蜜月関係からの離脱はなかなかスムーズには行かないようだ。