「おそらく今シーズン最も我々を苦しめたチーム。素晴らしいチームだ」と試合後のインタビューでビジャレアルを絶賛したバルサ会長のサンドロ・ロセイ氏。対ビジャレアル戦は両チームが激しく競い合いゴールを狙う好ゲームとなった。

 バルサがリーガで最も苦手とする相手ビジャレアル。カンプ・ノウでバルサがビジャレアルに勝っていたのは、4年前の2006年11月25日、ライカールト監督率いるバルサが4−0で大勝している。グアルディオラ監督就任以降は初勝利。2分け1敗だった相性の悪い相手に苦戦を強いられたがメッシの2ゴールを含む3−1で勝利を収めた。

 グアルディオラ監督は試合後の記者会見で、「我々のホームで最も苦しめられた相手。もう何年も前からハイレベルを保っているので偶然ではない。プレースタイル、プレッシング、そして攻撃、どれをみても最高のチーム」とビジャレアルを大絶賛している。

 個々能力が高い選手が揃う両チームの対戦は、ボールをしっかり繋ぎながら攻める似たプレースタイルを持つチーム同士の力比べとなった。軍配はホームのバルサに上がったが、ビジャレアルの戦い振りは、リーガ上位を保ち続ける素晴らしいチームであることを証明した。

(スペイン通信)