「ミランのことを諦めようかな」。イタリアの週刊誌『A』が報じたところによると、ミランのオーナーであるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、自身の政党の人間にそう語ったそうだ。同オーナーは来季の指揮官就任をマルコ・ファン・バステン監督が断ったことに心を痛めたという。ベルルスコーニ・オーナーは次のように語ったそうだ。

「マルコはオファーを受け入れなかった。私はどうすべきか分からない。ミランを売却することは人気という点で高くつくだろう。簡単な決断ではない。それに、経済危機を考えれば、買い手を見つけるのは難しい」

だがこれに対し、政党の広報は、「すべて空想の産物だ。特に、ミランは監督就任に関してマルコ・ファン・バステン氏とコンタクトをとったことはない」と、『A』の報道を完全に否定している。さらに、アドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役も、「クラブ売却はない。まるで誰だかがいるかのようだね。ミランのサポーターはベルルスコーニ会長ととても深くつながっている」と強調した。

一方で、ガッリアーニ代表取締役はレオナルド監督の後任について、「3、4人の候補がいる。君らメディアが言った人たちもそうだし、君らが考えなかった人も一人いる。だが、時間はあるんだ。会長と決めていく。だがとにかく、急ぐ必要はない」と述べるにとどまっている。

『Agi』の報道によると、ベルルスコーニ・オーナーは下部組織のフィリッポ・ガッリ監督とマウロ・タッソッティ現助監督の二頭体制を考えていると言われる。また、昨シーズンをもって現役を引退したミランのバンディエーラ(シンボル)、パオロ・マルディーニ氏に幹部のポストを用意する可能性もあり得るとのことだ。