製造業の設計領域・開発業務効率化を支援するiTiDコンサルティング(東京都港区、北山厚社長)は、商品企画の総合ソリューション「i PRIME V&E」を発表した。

 「i PRIME V&E」は、消費者の「本質的な欲求」と「周辺環境や制約」を商品企画段階から体系的に扱う独自のフレームワークを使いながら、発想力や新たな商品コンセプトを創り出す能力を磨いていくことで、「消費者の期待を越える商品価値」を特定の個人の能力に頼らずに組織的に作り出すことを可能としている。

 同サービスの開発に携わった村山誠哉同社マネージングコンサルタントは、「本サービスのフレームワークに従って組織全体で商品価値へのこだわりを追求し続けることで、継続的な成功につながると考えています」と話している。

 また、佐藤晃同社シニアマネージングコンサルタントは、「本サービスを導入していただいた企業様の多くは、これまでにない商品開発や新規事業を行うことを目的にされています。従来までの日本のものづくりの優位性は既になくなりつつあり、今後は、グローバル市場で生き残るためには他を圧倒する企画が必要です。そのためにも、企画力を持った人材を組織的に育成していくことがますます重要となってきます」と日本企業の課題を指摘している。

iTiDコンサルティング

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