レアル・マドリーの守護神イーケル・カシージャスが、12日土曜日に行なわれたエスパニョール戦でリーガ1部デビューしてから10年目を迎えた。エスパニョール戦は失点0に抑え、自身の節目となる試合を勝利で飾った。

 カシージャスは、1999年9月12日、サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦で1部デビュー。この10年間でカシージャスは、世界最高のGKの一人にまで上り詰め、リーガ優勝4回、チャンピオンズリーグ優勝2回、ヨーロッパ・スーパーカップ優勝1回、インターコンチネンタルカップ優勝1回、スペイン・スーパーカップ優勝3回を経験。また、スペイン代表でもユーロ2008で優勝している。

 9日に行なわれたワールドカップ欧州予選、対エストニア戦ではスビサレタが持つA代表無失点試合の記録を57に塗り替えたカシージャス。R・マドリーだけでなく、スペイン代表でも欠くことのできない存在だ。

「残りの7年間もこの調子を保っていきたい。もっとタイトルを獲得したい。2017年で契約が終わるから、7年って言うんだ」とさらなる意欲を見せるカシージャス。クラブと代表でのますますの活躍に期待したい。

(スペイン通信)