昨シーズン、バルサでトップチームデビューを飾ってから一気にスペイン代表まで上り詰めたセルジ・ブスケス。対ベルギー代表戦では怪我のマルコス・セナに代わり、チームと同じディフェンシブ・ハーフの位置を務め、チャビ、シャビ・アロンソとトライアングルを形成。ワンタッチ、ツータッチで簡単にボールをさばき攻撃のリズムを作った。

 バルサでも一緒にプレーするチャビは試合後、セルジ・ブスケスのプレーについて、「判断力が良く、ワンタッチで簡単にプレーすることができる。そしてチームに安定感を与える。ずっとスペイン代表でプレーしていたような落ち着きを持っている」と絶賛している。

 セルジ・ブスケスは、バルサBでグアルディオラ監督の指揮の下プレーしていたことから、昨シーズンからグアルディオラ監督のトップチーム昇格と共にトップチームへ。すぐにチームのプレースタイルにも慣れ、中盤の司令塔として活躍した。2008年10月11日にはスペインU-21代表にも選ばれ対スイス代表戦でデビュー。その後、2009年4月1日には対トルコ代表戦でA代表デビューを飾った。21歳の若さで安定感があるプレーを見せるセルジ・ブスケス。今後が楽しみな選手の一人だ。

(スペイン通信)